資生堂「表皮バリア機能の恒常性維持メカニズムに対する数理的検討」
資生堂とは JST CREST を通した共同研究を続けています。角層バリア機能の恒常性維持機構を再現する数理モデルから得られた知見を用いて産業応用を目指しています。真皮形状をコントロールすることによって角層バリア機能が強くなる結果から良質な人工皮膚構築法を提案し、その知見から良質な人工皮膚の構築に成功しました。さらに、角層バリア機能高い人工皮膚ができる最適な凹凸形状があることを数理モデルから明らかにしています。また、バリア機能強化の視点から抗老化対策の提案等を数理側から行っています。この3年間で共著論文2報、特許共同出願1件を行っています。