長山雅晴教授・小林康明准教授の論文がプレスリリースされました
人間の触錯覚のメカニズムを数理皮膚科学によって解明~世界で初めて「魚骨触錯覚の消失現象」を発見,技術開発応用への期待~
ポイント
●数理皮膚科学モデルを構築し,触覚情報処理のメカニズムを計算機実験で解明。
●触覚で生じる錯覚現象を活用して,その触錯覚が生じなくなる現象を世界で初めて発見。
●インターネットを通して遠隔に触質感情報を効率よく伝達する情報技術開発への応用に期待。
論文
M. Nakatani, Y. Kobayashi, K. Ohno, M. Uesaka, S. Mogami, Z. Zhao, T. Sushida, H. Kitahata, and M. Nagayama, Temporal coherency of mechanical stimuli modulates tactile form perception, Scientific Reports 11, 11737 (2021), DOI: https://doi.org/10.1038/s41598-021-90661-1
2021.06.04